So-net無料ブログ作成
検索選択

世界はオールオーケーだ [日々のこと]

【オールオーケー】な世界観というものが、意外に伝わりにくい。いや、お芝居の話だけでないんですけどね。

『OKリスト』と『NGリスト』という考え方って一般的じゃないんかなー。と、ようやくこの2〜3年思い始めた。

「やっていいこと」が書いてあるのが『OKリスト』で、「やったらあかんこと」が書いてあるのが『NGリスト』。

どっちが自由度が高いかというと『NGリスト』。「やったらあかんこと」以外はなにをしてもいいから。

逆に『OKリスト』は「やっていいこと」以外はやったらあかんから、自由度は低い。

まあ、知ってる人には何を今更なおさらいでしかないんですが、【オールオーケー】な世界観は、だいたい『NGリスト』で出来ている。と思ってる。

【オール】と言いながら、やっぱり、たいていは「やったらあかんこと」がある。最低限なとこでは犯罪あかんし。

ところが、「やったらあかん」と言われることを【窮屈】に感じられるなら、それは『OKリスト』の世界観で『NGリスト』を読もうとしているのが原因で、「じゃあ、なにやればいいのよー!」とか「やっていいことはなんなのよー!」みたいな話になる。

なかなかに悲しい行き違いだと思う。

芝居でも、仕事でも、生活でも、稽古場でも職場でも趣味の集まりでも起こり得る。

【オールオーケー】だけど、これだけはやめてね。それ以外は全部OKだから。。。というのが、『OKリスト』を携えて生きてきたヒトには、なかなか伝わらないんだなぁ。と、思うことが、この2〜3年くらい続いた。いや、4〜5年くらいか。

ボクのまわりで『NGリスト』を携えて生きてる代表格のような人が、片岡百萬両くんだ。「やったらあかん」言われたことは絶対しないけど、それ以外は全部やる。マジでやる。それはもう、ガチでやる。

「やったらあかん」言われたことを、時間おいてこそっとやるような姑息な人もいる中で、それは絶対にしない。けど「あかん」「やめて」言われるまでは全部やる。

ムダに『NGリスト』に挑むようなこともしない。「なんで、やったらあかんねん!」みたいな話にはならない。ほかに出来ることがドンドン思いつくから。

ボクは自分で『NGリスト』で生きてると自認してるけど、片岡くんほどにはいけない。バイタリティーというか、生命力がそこまでない。生き物としての生命力の次元が違う。残念。

『NGリスト』でモノゴトに構えると「出来ない理由」を考えることがない。「実現する手段」についてしか考えなくなる。すると、たまに体力とか気力とか体調とか時には「やる気」でさえ超えて、やってしまう。実現への道筋が見えるから。

まあ、それはそれで(健康とか)問題だと思うのだけど、それでも『OKリスト』で構えて「出来ない理由」「やらない理由」探しに血道をあげるタイプはどうにも苦手だ。

なんだか無根拠に(あるいは思い込みで)「それは、やったらあかんこと」と決め込んでかかるところが苦手だ。『え! それ、やっていいんですか!?』という言葉ほどげんなりするものはない。

世界中がNGで満ち溢れていて、手にした『OKリスト』を頼りに細い道を進むなら、まあ、心象風景は理解できる。

けど、世界はOKで出来ている。と言いたい。いや言い続けている。そのOKしかない世界で「ここはあかんとこ」という『NGリスト』を参考にしながら、のびのびと行きたいとこに行ってほしい。

その上で「これが、俺のやるべきこと」を見つけられたなら、そんなに幸せなことはない。

なんか、芝居の話だけでなく、色んな局面でこんなことを反芻する日々が続いた。広大な荒地を見下ろす崖の上から『(俺もお前も)自由だー!!!』って叫びたい衝動に駆られる。

なんか、芸人さんにそんなネタがあったな。

やったらあかんことは、やったらあかん。

だから、自由だ。




とか言いながら、自由を奪う監禁の話をやる。ホラーをやる。『NGリスト』を携えて。世界は【オールオーケー】だ。


+ + + 監禁ホラー + + +

應典院舞台芸術大祭space×drama◯参加
満月動物園『レクイエム』
戒田竜治:演出
丸尾丸一郎(劇団鹿殺し):脚本

6月9日(金)〜11日(日)
シアトリカル應典院

◉ご予約・詳細
http://www.fmz1999.com/28th/



スポンサードリンク
Copyright © ネムリノソコ All Rights Reserved.