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浦部さんと中川さん [日々のこと]


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『レクイエム』ではスペドラの企画でリレーアフタートークというのをやります。今回の参加作品をアフタートークでリレーして、作品とスペドラを語っていくという企画。各公演に過去のスペドラ参加団体からゲストをお招きします。

満月動物園では6/11(日)11:00のステージの終演後に、遊劇舞台二月病の中川真一さんと、浪花グランドロマンの浦部喜行さんのお二人をお招きします。

浦部さんは大学の先輩で、といっても10年以上先輩なんだけど、ボクが芝居を初めたトキからボクのことを知ってくれてはります。なんなら初舞台も観られてしまっています。

今回の企画が持ち上がったときに、過去の参加団体さんのリストを眺めていたら「そういえば、浪花グランドロマンあるやん」と思って浦部さんにお願いしました。

大学時代や満月動物園旗揚げ当時なんかは、たくさんアドバイスやダメ出しをいただいていた浦部さんですが、まあ、そういうところから出発して歳月を重ねると逆にあまりそういうのをいただけなくなったりするものです。

この機会を逃したら、もう一生、浦部さんからボクの作品に直球のご意見をもらえる機会はなくなるんじゃないかと思ってお願いしてみたら、即答で快諾いただきました。先輩、ありがたし。

ボクが演劇を始めたばかりの頃に、たくさん大事なことを教えていただいた浦部さんとこんなカタチでお話できることが楽しみで仕方ありません!

そして、もうひとり中川真一さんは昨年のスペドラで優秀劇団になった遊劇舞台二月病の作家・演出家さんで、いわば最新のお知り合いです。

今回のスペドラ・ファイナルがなかったらお話することさえなかったかもしれません。ボク、人見知りやし。

まだボクの作品を観たこともない(たぶん)最新のお知り合いである中川さんと、ボクがお芝居を始めたときからボクを見ててくださってる浦部さんに、今の満月動物園を語っていただきます。

というコンセプトはいいと思うんだけど、どんな話になるんやろ? そもそも浦部さんと中川さんに面識ないはずやし。とか思って、キチンと仕切ってくれる相内さんに進行をお願いしました。安心。

そういえば、ボクの大学の1年先輩でもある河上由佳も浦部さんには初舞台から観ていただいていますね。


それから、中川さんには5/10のSP水曜劇場にもゲストで来ていただきます。今回配信していただくのは『庭園楽曲』。

このSP水曜劇場での配信もスペドラのコラボ企画。いや、やばいですね。企画量が。それはさておき、『庭園楽曲』は満月動物園が2004年にスペドラで優秀劇団に選んでいただいたときの作品です。

なもんで、中川さんには13年前の作品と最新作とを語っていただこうというブッキングになってます。

スペドラ最後の優秀劇団である遊劇舞台二月病さんは、いわゆる社会派の作品をつくられており、見応えがあります。いや、優秀劇団だけがラインナップされたスペドラ・ファイナルで見応えのない作品なんかないんですけどね。

さてさて、いよいよ『レクイエム』の稽古です。ギュッとした時間が始まります。

明日は11:00から順次、キャストのメインビジュアルが公開されていきます!

楽しみしかないわ!


+ + + 監禁ホラー + + +

應典院舞台芸術大祭space×drama◯参加
満月動物園『レクイエム』
戒田竜治:演出
丸尾丸一郎(劇団鹿殺し):脚本

6月9日(金)〜11日(日)
シアトリカル應典院

◉ご予約・詳細
http://www.fmz1999.com/28th/

ギュっとしたるでーっ!! [日々のこと]

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本日は『レクイエム』の稽古はじめ。といっても(予定通り)脚本はまだなので、顔合わせと言った方が正確なんだけど俳優陣と顔を合わせました。

いやー、楽しみだなぁ。

というのが率直な感想。満月動物園にまったくの初顔という方はいらっしゃらないんだけど、このメンバーでの座組は唯一。

このメンバーと『レクイエム』をつくっていくのが楽しみで仕方ない。

WEB用の情宣写真の撮影も全員分終わって、徐々に『レクイエム』の全貌が明らかになってまいりまする。

河上由佳
西原希蓉美
諏訪いつみ
笹川未希

丹下真寿美
中村ゆり
湯山佐世子

近藤ヒデシ
戎屋海老

『レクイエム』はこの9人の俳優さんたちと挑みます。

ギュっとした、監禁ホラー。


+ + + 箕面の女子校 + + +

應典院舞台芸術大祭space×drama◯参加
満月動物園『レクイエム』
戒田竜治:演出
丸尾丸一郎(劇団鹿殺し):脚本

6月9日(金)?11日(日)
シアトリカル應典院

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20年前と、今と、20年後。【時間】について考えたという話。 [日々のこと]

昨日、應典院の前主幹である山口さんからメッセージをいただいた(ブログを読んでいただいてのメッセージだったので、このブログも読まれてしまうんだろうな、とか思いつつ)。今日は應典院の20周年記念で釈徹宗さんの講演を聞いてきた。

お二人がどちらも【時間】について言及されていたのが興味深かった。表現はちがったけど、時計が示すような絶対的な時間の流れと、個的で私的で主観的な、相対的な時間の流れについて、どちらも言及されていた。

表現が適切か分からないけど、ある種の最先端をいく「應典院的な」感性の持ち主たちが、同時多発的に同じ問題意識を提示して来られたのが興味深かった。もっとも、ご本人たちが「應典院的」と括られるのが本意かどうかは、さておいて。


そして、秋田住職のお話で、住職が應典院を再建された20年前、ピッタリ今のボクと同い年であったことに愕然とする。20年前に始まった。始めた。過去の延長線上に収まってる場合じゃねぇと、気合が入った。

『レクイエム』ガツンといきます!

+ + + 監禁ホラー + + +

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満月動物園『レクイエム』
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丸尾丸一郎(劇団鹿殺し):脚本

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ささやかに共振する [日々のこと]

尼崎の脱線事故の日が来ますね。昨年は新書朗読で取り上げさせてもらい、その前から死神シリーズ最終話の取材で現地に行かせてもらったりしました。

あの現地に流れる厳粛な時間を体がよく覚えています。死神シリーズ最終話『ツキノヒカリ』の観覧車倒壊事故現場の描写の参考にさせていただいたひとつです。

ボクの家から距離的に近いところで起きた大事故ということで、読ませていただいた手記などに出てくる場所を実際を歩いたりしました。

ほかの大事故現場の描写をたぐったり、その後のことを調べたり、ちょっとメゲ気味でしたが、出来る限り調べました。

自分のアタマの中だけでつくった事故とはいえ、都合6作品に登場した観覧車倒壊事故で殺してしまった大勢の人たちのために、最終話はしっかりとつくり込みたかったのでした。

この前、鎌倉で砂浜から海を眺めたときも津波のことを思わずにはいられませんでした。

静かですね。どこも。

それはデシベル的な話ではなくて、たぶん『祈り』を感じるからだと思います。どんなに騒がしい場所にいても『祈り』を感じたとき、スッと音が引いていくような気がします。

あの【スッ】という感覚を舞台にあげたいのだと思います。それは満月動物園をつくってから、たぶんずっと。天邪鬼なので、そのタイミングで大音量で音楽流したりしますが、単に音量でない【スッ】という感覚が届くときと届かないとき、届く人と届かない人がいます。

でも、それはそんなもんなんだろうと思います。発する側と受け取る側それぞれに『祈り』があるときにだけ、ささやかに共振するんだと思います。届かない人も、常に届かないわけじゃないし。

『祈り』自体を主題にしたことはないし、『祈り』を届けたいかというとそんなことはないし、毎作品、別に主題はあって、でもそんなささやかな共振を感じられるとき、世の中捨てたもんじゃねぇなと思ったりします。

尼崎脱線事故の犠牲者の方、また様々に理不尽に亡くなられた方のご冥福をお祈りします。



ボクの脚本は人間のキレイなところだけを寄せ集めて書いてるようなところがある。ピカレスクを書きたいと思っていた時期もあるけど、これはもうどうやら向いてないらしい。

対して丸尾くんの脚本は、人間が惨めさを感じるようなポイントを鋭く突いてくる。逆にいえば他人に惨めさを感じさせるような振る舞いも容赦なく描く。人間が感じる「やるせなさ」のつくり方がボクとはまったく違う。

今回、『レクイエム』で丸尾くんから脚本の提供を受けて、自分じゃ絶対書かないような脚本で演出できるのが楽しみで仕方ない。


+ + + 監禁ホラー + + +

應典院舞台芸術大祭space×drama◯参加
満月動物園『レクイエム』
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丸尾丸一郎(劇団鹿殺し):脚本

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ギュッと抱きしめる [日々のこと]

今、諏訪いつみは自身が主宰するmeyouの本番中だし、近藤ヒデシさんは4/25に三俣婦人会さんに出演で、西原希蓉美は5/2にストーンエイジさんに出演してて、中村ゆりさんはご自身の魚クラブさんが5/5からで、笹川未希は5/12から無名劇団さん(スペドラ参加だ)で、丹下真寿美さんは5/18から羊とドラコさんで、河上由佳は5/19から片岡自動車工業さんだ。

みなさんが、それぞれの現場から集ってくるイメージはステキだけど、まあタイトといえばタイトだ。

だから、ギュッとつくる。

それでも、このメンバーでやりたかったのです。このメンバーで丸尾丸一郎の脚本を迎え撃ちたかったし、最後のスペドラに臨みたかった。

今回のスペドラ参加6劇団で、最初のスペドラ2003年に参加してたのはボクと丸尾くんと河上だけ。

最後ってことにそれなりの思いがある。まあ。こんな機会でもなかったら、現実問題として丸尾くんと組むこともなかったと思う。
最後までスペドラはチャレンジをくれる。

だから、ギュッとつくる。思いの丈をぶつけるようにつくろう。

今日、ちょっぴっとだけ戎屋海老さんと『レクイエム』について喫茶店で打ち合わせさせてもらって、話してるうちに、自分が思ってるより燃えてることに気がついた。

燃えてなかったと思ってたワケじゃなくて、思ってるより燃えてた。

meyouで諏訪いつみはとても良かったし、みんなそれぞれの現場からパワーを持ち帰ってくれるに違いない!!!

そういえば、初期鹿殺しのキャッチコピーは『ガツンと殴って、ギュッと抱きしめる』だったよな(今もそうなのかな?)。

ギュッといこう! ギュッと!


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最後のスペドラのこと。 [日々のこと]

満月動物園の次回作『レクイエム』は應典院の演劇祭スペースドラマに参加しています。

去年から実行委員会が立ち上がって、ちみちみと「あーでもない」「こーでもない」と議論してきたワケですが、、、

いや、ちがうな。「あれもいいね」「これもいいね」と議論してきたところ、すごいことになっている。

関連プログラムを日付順に一覧で見れるようになってるのだけど、まあ、とにかく質・量ともにすごい。

一覧はこちら。
https://goo.gl/ghPqdp

これに加えてリレーブログとかWEBだけの企画もあるので、それはもう単なる演劇祭の枠は軽く超えてるんじゃなかろうか。最後のスペドラに相応しいラインナップだ!

とはいえ、作品ひっさげて参加してる身としては、良い作品を上演すること以上の命題はない。他の企画がてんこ盛りに盛り上がってる分、負けじとスゲー作品つくらないとカッコがつかないじゃないですかっっっ!!!

さあこい『レクイエム』!

ご予約受付中ですよー!


+ + + 監禁ホラー / 露わになる狂気 + + +

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楽毅さんに思う [日々のこと]

どうも最近しゃべり過ぎである。あまりいいことじゃない。ボクの場合。

要は内にふつふつとたぎり始めた創作意欲だかなんだか、そんな的な、なにかが出口を求めている。

ものの、脚本はまだこない。遅れているわけではなく、予定通り。ただなにかがたぎったりあふれたりしてる。

良くない。

そのなにかをムダづかいしてるだけ。創作にぶつけなければ。

でも、脚本が届いたら即全速力で走れるように暖機運転はしておきたい。クールダウンしてる場合じゃねぇ。

ようするに、ソワソワしてる。


ちょっと前にツマと飲んで良い気分になってふらふらとブックオフに立ち寄ったら『楽毅』という小説が、それはもう格安で売ってたので全四巻を衝動買い。

一気に読んだ。

『楽毅(がっき)』さんは昔の中国の武将さんで、名前はよく聞くけどそう言えばどんな人かよく知らないなぁと思っての衝動買い。

諸葛亮が尊敬してたってことくらいしか知らんわ、と思って。

宮城谷昌光さんという方の書かれた小説で、この方の書かれた『太公望(やっぱり昔の中国の武将さん)』という小説が面白くて何回も読み直してたので、迷わずの衝動買い。

宮城谷昌光さんのことは実は何にも知らなかったんだけど、御年72歳の重鎮で中国モノの小説を沢山書かれているらしい。もっと読んでみよう。

中国史は好きで、吉川英治の『三国志』や陳舜臣の『十八史略』とかから入った。『十八史略』はなぜか小学校の図書館にあって小学生のときにコツコツと読破した。

なんで好きなのかなぁ...? まあ、好きだから好きっていうのが趣味らしくていい気がする。中国モノの芝居をやりたいと思ったこともない。

ボクは共産党ってのは洋の東西を問わず受け付けないんだけど、『歴史』としては興味津々で、『毛沢東秘録』も『〓小平秘録』も面白く読んだ。

毛沢東が亡くなった直後の権力闘争なんか最高に読み応えがある。「葉剣英、おっとこまえー!」とか思う。が、そんな政府の下の国民でいたいかというとそんなことはない。
そりゃそうで、徳川家康が好きだからって徳川幕府時代の国民でいたいかというとそんなワケない。

たぶん、「政治」と「武力」が渾然一体となった世界観が好きなんだと思う。『宮廷闘争』が好き(飽くまで読み物として)。

ボクの『宮廷闘争』の定義は「死ぬほど駆け引きも陰謀もして、でも最後は武力(暴力)に訴える」だ。

そういう意味では平安時代とか飛鳥時代の話も好き。蘇我氏の頃の話とかいっぱい読んだ。飽くまで楽しみのために読んでるので、詳しいワケじゃないけど。

で、『楽毅』や『太公望』となると資料がほとんどないくらい昔の人なんで、書き手の創作力によるものが大きいのがよく分かる。
それに血肉を通わせるのに、その時代の習俗も調べて尽くしてはるし、裏打ちのすごい創作力だ。

楽毅さんは春秋戦国時代の戦国時代(中国)の人で、始皇帝の秦の前の時代の人。太公望さんは更にもいっこ前の周の建国の英雄で殷を倒した立役者の一人。

そう言えば、宮城谷さんの本でなかったけど『周公旦』さんの小説も面白かった。周公旦さんも周建国の英雄の一人で、この小説だと太公望さんの描かれ方が全然違う。同じような資料をもとにしてると思うんだけど、そこから膨らませた創作力がちがう。

そこに読み応えを感じる。だって、どう描いてもいいんだもの。

読んでて胸躍るのは「設定(資料)」じゃなくて、そこから膨らませた人間なんだ。と、改めて思ったり。

とまあ、珍しく趣味の話とか書いて暖機運転。

いよいよ、来週から稽古はじまるし!

さあこい『レクイエム』!


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稽古も始まってないことだし、言いたい放題に言ってみた。 [日々のこと]

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満月動物園の次回作『レクイエム』は劇団鹿殺しの丸尾くんに脚本を提供してもらいます。

まあ、なんだ。『でも、次は戒田さんの脚本じゃないんですよね』と言われることがある。結構ある。

いやいや、演出してますから。

映画では監督ばかり注目されて、演劇では脚本ばかり注目されることに異議申立てしたい。

脚本からどんな物語を取り出すかは演出の仕事で、立ち上がった舞台は演出の作品であるとずっと考えてきた。

そう。同じ脚本でも、色んな『物語』が取り出せるんですよ。じゃなきゃ、シェイクスピアを何百年もやらねぇって。

もう何年もボクのクレジットが「脚本・演出」ではなくて「演出・脚本」であることの意味が問われるし証明しないといけない。

鹿殺しでチョビちゃんの演出も好きだし、オフィス鹿プロデュースでの丸尾くんの演出も好きだけど、満月動物園でやるのに鹿殺しの劣化コピーをやっても仕方ないし、かといって鹿殺しっぽい演出を排除するつもりもありません。

【満月動物園×丸尾丸一郎】な作品を演出として立ち上げる所存でございます。それはキレイさっぱりボクの作品だし、満月動物園の作品です。

『でも、次は戒田さんの脚本じゃないんですよね』って言われるのを、少し腹に据えかねてて長々と。。。

『でも』ってなんだ、『でも』って。

なんで、この手の発言をする方の最初には必ず『でも』がつくのか。そろいもそろって。『でも結社』とかあるのか、、、。

でも、観に来てくださいm(_ _)m  ←結社入り。


とまあ、啖呵を切りつつ、反面、大活躍の友人たちである丸尾くんやチョビちゃんの顔に泥を塗るような作品にしてはいけないというプレッシャーも半端ない。

表現者としてというよりは、純友情的な理由だ。ボクを信頼して新作を預けてくれるのに、応えないといけないよね!(気合)

名作になる理由も、名作にする理由も満載なので、名作になる!


『レクイエム』は丸尾くんの新作なんだけど、もとになった「山犬」という作品があります。それは二人で話し合って決めたことなんだけど、この「山犬」が超面白かった。

ですが、『レクイエム』は「山犬」の改訂版という訳ではなく、まったくの新作と断言できる。

そもそもボクが見た「山犬」が2回目の上演で、今回の打ち合わせにあたって1回目のDVDも見せてもらった。これがまた、まったく違う。

同じ要素をもとに、まったく別の物語を書いてしまう丸尾くんのウデに舌を巻いた。

その上、「鹿殺しは男優メインだけど、満月動物園は女優メインの劇団だから男女逆転させて」というムチャなオーダーも快諾いただき、これはもうまったく別モノですねということでタイトルも『レクイエム』と改めた。

別モノ具合でいくと、ボクが観た「山犬」でヒロイン役を演じてらしたのは森下くるみさん。

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楽屋に挨拶に行ったらお話させてもらえたんだけど、マジキュート。本番でもそうだったし、ご本人も超かわいかった。

この森下くるみさんが演ってらした役というかポジションを『レクイエム』で担っていただくのが戎屋海老さん。

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役をポジションと言い替えたのは、『同じ役』になるはずないから。

あくまでもポジション的には同じですよねーってことであって、丸尾くんにも海老さんのことは見てもらってるし、まったく別モノというか別の役、別人になるでしょう。

ていうか、別モノになるしかない。

ヒロイン的ポジションだったところに海老さんとなると、物語の展開自体も変えないといけない。まったく違う物語になる。よく丸尾くんOKしてくれたな。


それから、「山犬」で怪演されてた鳥肌中将こと鳥肌実さん。

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超カッコ良かった。まあ、ファンなんですけどね。

この鳥肌中将のポジションを担うのが、満月動物園の河上由佳。

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いや。別モノです。きっと中将とは別のやり口で極めてくれます。

丸尾くんと河上も長い付き合いで、河上のことはよく知った上で「もっと河上さんには○○なことやらせたい」って力説してくれてたんで、そこも期待。

「○○」がなにかは、今のところお楽しみってことで。(ツイキャスで丸尾くん自身が言ってたかな?)


さらに正直なことを言うと鳥肌中将のことが好きすぎて、男優さんでのキャスティングが考えてにくかったのもあります。

「もっと中将っぽく」ってダメ出しすることほど不毛なことはないと思うんで。


とまあ、もとになった「山犬」が名作な上に、それを丸尾くんがボクと満月動物園の俳優たちに向けて満月ナイズした新作『レクイエム』の到着を心待ちにしとるわけです!!!

ところで、昨日、片岡百萬両さんがツイッターで、、、
『監禁ホラーめっちゃ気になる。
最近のポップ気味の満月動物園ではなくてTHEアングラが久しぶりに観れるかも!これは胸熱。鹿殺の丸尾さん脚本も絶対狂ってる!』
と、ツイートしてくださっていたのですが、これはその通りと思ってたりします。

なもんで、スペドラとかチラシとかの告知まわりに使ってる劇団イメージ写真を『カデンツァ』のものに切り替えてみた。

★満月動物園×丸尾丸一郎.jpg

ポップ気味な満月動物園しかご存知ないお客様にも「今回、ちがうよ」というのを、そっとお知らせしているつもり。核になる切ない純愛とかそういうのは変わらないけど、テイストがちがうと思います。

写真の背景、ホンモノの炎です。炎を背景にヒラヒラのスカートを履かせて仁王立ちさせてしまいました。立ってるのは河上です。野外公演でした。

ガソリンって引火しにくいんですね。着火するのに着火材(宴会場の鍋とかに使うやつ)を毎回いっぱい仕込まなくちゃいけなくて、予想外の出費でした。

ガソリン染み込ませた布もなかなか燃え広がらないんですね。途中途中にも着火材を仕込まなくちゃいけませんでした。コーナンに走ってもらいました。

ガソリンに対する印象が変わりました。意外に奥手で火がつきにくい奴でした。

(注:あくまでも演出ベースの話です。イメージ通りに燃え広がらなかったって話であって、ガソリンが危険なのは変わりないので取り扱いは慎重にしてください。自己責任で)

あ、今回はこんな火は使いませんよ。屋内ですし。


なんの話だ。


とにかく『レクイエム』は期待してもらって問題ないってことです!

ガツンといきます!!!

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ソワソワしてますわー!


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さてさて、満月動物園の次回公演『レクイエム』であります。諸々の準備は進めておりますが、基本的には脚本の到着待ちです。

よくよく考えてみますと、新作の脚本提供を受けるのは初めてでした。いわゆる既成台本ってヤツは何回かやったことがあるんですが、新作は初めて。

もうすぐ丸尾くんと約束した到着の期日を迎えるのですが、こんなにソワソワするものかと。

いや、内容は入念に打ち合わせ済みですし、なにより丸尾くんのセンスや技量を信頼してるで心配してないんですよ。ほかの色んな約束した期日も守ってくれてるんで、それも心配してないんですよ。

ただただ、ソワソワするだけー。

なんやろう? なんに例えたらええんやろう? 嫁入りの日にお嫁さんの到着を待ってる気持ち? クリスマスの晩にサンタさんのプレゼントを心待ちに寝付けないときの気持ち?

いやー。ソワソワしてますわー!

要するに、超楽しみ! ってことなんスけどね!

まもなく、稽古も始まります!

楽しみー!


+ + + 監禁ホラー + + +

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観に来てほしい理由を包み隠さず書いてみたので読んでほしいです。 [日々のこと]


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今週末の『戯曲×恋愛 愛情マニア』には【企画・技術】という、分かったような分からんような肩書きでクレジットされてますが、要は「最後のスペドラなのにサリングさんの名前がないのん寂しいから泉くん『愛情マニア』でなんかやってよ」と泉くんに言い(企画)、当日は音響と照明をやっております(技術)。

自分とこの公演ないなら自分でやってたと思うんですが、さすがにそれはツライので泉くんにお願いしてみたら、シアトリカルフォーラムという形態にトライしたいというのは泉くん。スペドラ、最後まで攻めるなぁ、って感じ。

音響と照明やってたりするんで、稽古見に行ったんですが、いや、これ面白いですよ。ホントに。

まず、やっぱり『愛情マニア』が面白い。傑作や。

それから、俳優がいい。みんな、いい。

で、その上演を元にしたトークが面白い。いわゆるアフタートークとは違います。

ここが、「シアトリカルフォーラム」という形態。

アフタートークって脚本とか演出とかが焦点になりがちでしょ? じゃなくて、俳優にダイレクトに聞く。

聞くどころかディスカッションを吹っかける。

それも、全部上演が終わった後じゃなくて、途中でシーンを止めて『今、どんな気持ち?』とか聞かれる。

やばい。

これ、面白い。

と、稽古に行ってフツーに思ってしまった。

演じてるテンションのとこに、「素」のというか現実のテンションの人が割り込んでくる。作品の演出じゃなくて、ガチで割り込んでくる。

俳優が演じてるところから自分に戻る瞬間を見れるのって意外に稀有な体験だと思う。

上演後のお見送りとかで、戻った後はよく見れますが、なんならカーテンコールもそうだったりしますが、戻る瞬間っていうのが稀有。

そっからガチトークですよ、ガチ。

俳優さんの価値観とか暴かれ晒されまくり。パネリストさんも入って、ガチで斬り込んで来るだろうし、ディスカッションのあとシーン再開したら、確実に演技というか解釈というか影響出てるよね。

それもこれも、芝居自体が面白いから惹きつけられる。

いや、これ。絶対、観た方がいいっス。

キャストも豪華やし、それで1500円。いやー、2回とも観ても3000円ですよ。

2回とも観て欲しいなー!!!!

2回でキャストがまったく違うし、まあガチのトークになったら1回しか出来ないよね。2回目はどこかウソクサくなりそうだし。

2回とも観たら、いろいろいろいろいろいろ、な演劇のこと体感出来ると思う。

もちろん1回でもいろいろいろ体感出来ると思います。

個人的には4/8版の佐々木ヤス子さんにヤられました。こんなイイ女優さんやったんや。何回も観てるハズやのに自分の目のふし穴度に慄くばかり。こんなの隠してはったのかー(不勉強)。すごいなー。

4/7に予約してる方! 8日も観てください! お席に余裕があります! なんてもったいない話だ。満座の客席で観てもらいたい。


というのを、一言で伝えられるコピー能力が欲しい。糸井重里とかにお願いしたらスゴイの出てくるのかな。

▼ご予約とか詳細とかトリセツとか
http://dlvr.it/NnMDQT


+ + + 日曜はない。要注意。 + + +

スペドラ◯ プレ企画
シアトリカルフォーラム
『戯曲×恋愛 愛情マニア』
4/7金 19:00
4/8土 13:00
料金1500円
シアトリカル應典院
https://goo.gl/cYAamE





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