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稽古も始まってないことだし、言いたい放題に言ってみた。 [日々のこと]

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満月動物園の次回作『レクイエム』は劇団鹿殺しの丸尾くんに脚本を提供してもらいます。

まあ、なんだ。『でも、次は戒田さんの脚本じゃないんですよね』と言われることがある。結構ある。

いやいや、演出してますから。

映画では監督ばかり注目されて、演劇では脚本ばかり注目されることに異議申立てしたい。

脚本からどんな物語を取り出すかは演出の仕事で、立ち上がった舞台は演出の作品であるとずっと考えてきた。

そう。同じ脚本でも、色んな『物語』が取り出せるんですよ。じゃなきゃ、シェイクスピアを何百年もやらねぇって。

もう何年もボクのクレジットが「脚本・演出」ではなくて「演出・脚本」であることの意味が問われるし証明しないといけない。

鹿殺しでチョビちゃんの演出も好きだし、オフィス鹿プロデュースでの丸尾くんの演出も好きだけど、満月動物園でやるのに鹿殺しの劣化コピーをやっても仕方ないし、かといって鹿殺しっぽい演出を排除するつもりもありません。

【満月動物園×丸尾丸一郎】な作品を演出として立ち上げる所存でございます。それはキレイさっぱりボクの作品だし、満月動物園の作品です。

『でも、次は戒田さんの脚本じゃないんですよね』って言われるのを、少し腹に据えかねてて長々と。。。

『でも』ってなんだ、『でも』って。

なんで、この手の発言をする方の最初には必ず『でも』がつくのか。そろいもそろって。『でも結社』とかあるのか、、、。

でも、観に来てくださいm(_ _)m  ←結社入り。


とまあ、啖呵を切りつつ、反面、大活躍の友人たちである丸尾くんやチョビちゃんの顔に泥を塗るような作品にしてはいけないというプレッシャーも半端ない。

表現者としてというよりは、純友情的な理由だ。ボクを信頼して新作を預けてくれるのに、応えないといけないよね!(気合)

名作になる理由も、名作にする理由も満載なので、名作になる!


『レクイエム』は丸尾くんの新作なんだけど、もとになった「山犬」という作品があります。それは二人で話し合って決めたことなんだけど、この「山犬」が超面白かった。

ですが、『レクイエム』は「山犬」の改訂版という訳ではなく、まったくの新作と断言できる。

そもそもボクが見た「山犬」が2回目の上演で、今回の打ち合わせにあたって1回目のDVDも見せてもらった。これがまた、まったく違う。

同じ要素をもとに、まったく別の物語を書いてしまう丸尾くんのウデに舌を巻いた。

その上、「鹿殺しは男優メインだけど、満月動物園は女優メインの劇団だから男女逆転させて」というムチャなオーダーも快諾いただき、これはもうまったく別モノですねということでタイトルも『レクイエム』と改めた。

別モノ具合でいくと、ボクが観た「山犬」でヒロイン役を演じてらしたのは森下くるみさん。

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楽屋に挨拶に行ったらお話させてもらえたんだけど、マジキュート。本番でもそうだったし、ご本人も超かわいかった。

この森下くるみさんが演ってらした役というかポジションを『レクイエム』で担っていただくのが戎屋海老さん。

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役をポジションと言い替えたのは、『同じ役』になるはずないから。

あくまでもポジション的には同じですよねーってことであって、丸尾くんにも海老さんのことは見てもらってるし、まったく別モノというか別の役、別人になるでしょう。

ていうか、別モノになるしかない。

ヒロイン的ポジションだったところに海老さんとなると、物語の展開自体も変えないといけない。まったく違う物語になる。よく丸尾くんOKしてくれたな。


それから、「山犬」で怪演されてた鳥肌中将こと鳥肌実さん。

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超カッコ良かった。まあ、ファンなんですけどね。

この鳥肌中将のポジションを担うのが、満月動物園の河上由佳。

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いや。別モノです。きっと中将とは別のやり口で極めてくれます。

丸尾くんと河上も長い付き合いで、河上のことはよく知った上で「もっと河上さんには○○なことやらせたい」って力説してくれてたんで、そこも期待。

「○○」がなにかは、今のところお楽しみってことで。(ツイキャスで丸尾くん自身が言ってたかな?)


さらに正直なことを言うと鳥肌中将のことが好きすぎて、男優さんでのキャスティングが考えてにくかったのもあります。

「もっと中将っぽく」ってダメ出しすることほど不毛なことはないと思うんで。


とまあ、もとになった「山犬」が名作な上に、それを丸尾くんがボクと満月動物園の俳優たちに向けて満月ナイズした新作『レクイエム』の到着を心待ちにしとるわけです!!!

ところで、昨日、片岡百萬両さんがツイッターで、、、
『監禁ホラーめっちゃ気になる。
最近のポップ気味の満月動物園ではなくてTHEアングラが久しぶりに観れるかも!これは胸熱。鹿殺の丸尾さん脚本も絶対狂ってる!』
と、ツイートしてくださっていたのですが、これはその通りと思ってたりします。

なもんで、スペドラとかチラシとかの告知まわりに使ってる劇団イメージ写真を『カデンツァ』のものに切り替えてみた。

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ポップ気味な満月動物園しかご存知ないお客様にも「今回、ちがうよ」というのを、そっとお知らせしているつもり。核になる切ない純愛とかそういうのは変わらないけど、テイストがちがうと思います。

写真の背景、ホンモノの炎です。炎を背景にヒラヒラのスカートを履かせて仁王立ちさせてしまいました。立ってるのは河上です。野外公演でした。

ガソリンって引火しにくいんですね。着火するのに着火材(宴会場の鍋とかに使うやつ)を毎回いっぱい仕込まなくちゃいけなくて、予想外の出費でした。

ガソリン染み込ませた布もなかなか燃え広がらないんですね。途中途中にも着火材を仕込まなくちゃいけませんでした。コーナンに走ってもらいました。

ガソリンに対する印象が変わりました。意外に奥手で火がつきにくい奴でした。

(注:あくまでも演出ベースの話です。イメージ通りに燃え広がらなかったって話であって、ガソリンが危険なのは変わりないので取り扱いは慎重にしてください。自己責任で)

あ、今回はこんな火は使いませんよ。屋内ですし。


なんの話だ。


とにかく『レクイエム』は期待してもらって問題ないってことです!

ガツンといきます!!!

ご予約受付中ですよー!


+ + + 監禁ホラー + + +

應典院舞台芸術大祭space×drama◯参加
満月動物園『レクイエム』
戒田竜治:演出
丸尾丸一郎(劇団鹿殺し):脚本

6月9日(金)?11日(日)
シアトリカル應典院

◆ご予約・詳細
http://www.fmz1999.com/28th/



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